値上げで客離れしないか不安な人向け
値上げの客離れシミュレーター
値上げで一番怖いのは、常連客が離れることです。ただ、何人まで減っても利益が残るかを先に見ると、怖さと実際のリスクを分けて考えられます。
Interactive tool
客数が何人減っても利益を維持できるかを見る
客数、単価、原価率、固定費から、値上げ後の失客許容ラインを出します。
計算結果
- 現在利益
- ¥120,000
- 客数維持時の改定後利益
- ¥184,000
- 利益維持に必要な客数
- 91人
- 許容できる客離れ
- 9.09%
しきい値
利益を守るために残したい客数
現在 100人許容客離れ 9.09%
必要客数: 91人離脱余地: 9人
現在利益¥120,000
客数維持時の改定後利益¥184,000
読み方
利益維持に必要な客数は91人です。現在客数から見ると、約9.09%までの客離れなら利益を保ちやすい計算です。
実務メモ
- 客離れは一気に起きるより、次回予約率や来店間隔の変化として出ることが多いです。
- 常連全員に同じ不安があるわけではありません。価格より予約の取りやすさを重視する人もいます。
- 値上げ幅が小さすぎると、失客は少なくても利益改善がほとんど出ないことがあります。
失客許容ラインを見る
値上げ後の単価が上がれば、客数が少し減っても利益が維持できる場合があります。たとえば単価8,000円を8,800円に上げると、売上だけなら約9%の客数減までは改定前と同水準です。
実際には原価率、施術時間、固定費も関係します。大事なのは、何人まで減ると危険かを数字で知っておくことです。
全員に同じ反応を想定しない
値上げの反応は、初回来店客、半年以上通う常連、回数券利用者で違います。初回来店客は比較しやすく、常連は説明と体験の一貫性を見ています。
客離れを一律5%と置くより、どの層が動きやすいかを分けた方が、告知文も調整しやすくなります。
価格以外の不満を同時に減らす
値上げそのものより、予約が取りづらい、説明が急、既存予約の扱いが不明といった不満で離れることがあります。
改定日の30日前には案内し、既存予約は旧価格にするのか、新価格にするのかを明記します。この小さな配慮が、価格以上に信頼を守ります。
すぐ確認すること
- 改定前後の客数維持ラインを出す
- 初回客、常連、回数券利用者を分けて考える
- 既存予約と紹介客の扱いを告知前に決める
- 改定後1か月の次回予約率を記録する
例
判断例
客数100人、単価9,000円の店が10%値上げする場合、客数が91人程度までなら売上は大きく崩れません。怖い場合は、主力メニューだけ先に上げる方法もあります。