損益分岐点を計算して値上げ判断に使いたい人向け
損益分岐点計算ツール
損益分岐点は、いくら売れば赤字を避けられるかを知るための線です。値上げを考える時は、売上目標より先にこの線を見た方が判断しやすくなります。
Interactive tool
損益分岐点売上と必要客数を計算
固定費、平均単価、原価率から、赤字を避けるための売上と客数を確認します。
計算結果
- 粗利率
- 70%
- 損益分岐点売上
- ¥714,286
- 必要客数
- 90人
計算の流れ
固定費を粗利で回収する構造
固定費
¥500,000
粗利率
70%
損益分岐点売上
¥714,286
必要客数
90人
売上1円の分解
原価率30%
粗利率70%
読み方
平均単価8000円、粗利率70%なら、固定費を回収する目安は月90人です。
実務メモ
- 固定費には家賃、リース、広告費、予約システム費、人件費の固定部分を入れます。
- 原価率が低いサービス業でも、施術時間が長いメニューは人件費を見落としやすいです。
- 損益分岐点を下げる方法は、値上げだけでなく低利益メニューの整理もあります。
損益分岐点の見方
損益分岐点売上は、固定費を粗利率で割って求めます。固定費が50万円、粗利率が70%なら、赤字を避けるために約71万5,000円の売上が必要です。
この数字を客数に直すと、平均単価8,000円なら約90人です。月90人を下回ると赤字になりやすい、と具体的に見えます。
値上げすると必要客数が変わる
平均単価を8,000円から8,800円に上げると、同じ固定費でも必要客数は下がります。予約枠が限られている店ほど、この効果は大きくなります。
ただし、値上げで客数が減る可能性もあります。損益分岐点と失客許容ラインは、必ずセットで見ます。
売上ではなく粗利で考える
売上が増えていても、材料費や外注費が増えていると利益は残りません。メニューごとの粗利率をざっくり分けるだけでも、値上げの優先順位が見えます。
粗利が低いメニューを少し上げるより、予約枠を圧迫している長時間メニューを見直す方が効く場合もあります。
すぐ確認すること
- 固定費を毎月必ず出る費用に絞って集計する
- 平均単価と粗利率を入れて損益分岐点売上を出す
- 必要売上を必要客数に直す
- 値上げ後の必要客数と失客許容ラインを比較する
例
計算例
固定費50万円、粗利率70%、平均単価8,000円なら、損益分岐点売上は約71万5,000円、必要客数は約90人です。